タミフルを安価で購入する方法

インフルエンザの治療で用いられるタミフルは病院で処方してもらうことが最も安全な購入方法ではありますが、最近ではインターネットを利用した通販サイトで購入する方が増えてきています。

ネット通販サイトを利用する男性の写真

タミフルを安価で購入する方法

岡山の大学のチームが、抗インフルエンザウィルス薬のタミフルを、安価な原料から合成する方法を開発し話題になっています。
通常、タミフルの製造には植物由来の原料が使われるため、供給が不安定になり、原料代が高騰しがちになっています。
チームでは、実験室のレベルにおいて2通りの原料からの合成に成功しており、この原料はいずれも安価で、安定して入手することが可能です。
元々、タミフルはシキミ酸を原料にして合成されていますが、これはシキミ科の植物であるトウシキミから抽出されるものです。
当植物は主に中国で栽培されており、それ故、天候によって生産量が左右されるわけです。また、天然栽培なので、タミフルの需要が激増した際には、枯渇するリスクもあると言えます。
チームでは、食品添加物にもなっている有機化合物のD-酒石酸と点滴や錠剤で使われる糖類のD-マンニトールから、タミフルを合成する方法を開発しました。
この方法では、シキミ酸から合成する方法と工程数において同じで、原料価格は数千分の1に抑えられます。今後は実用化に向けてさらに開発を進め、合成の効率化が図られると言えます。
タミフルは、2017年頃には特許が切れるので、今後も後発医薬品の開発が促進されると予想されます。実際、国内国外を含めて10以上のグループやチームが、シキミ酸を使わない新規合成方の開発に取り組んでいます。
タミフルは、化学名がオセルタミビルリン酸塩となっており、インフルエンザに直接作用するのが特徴です。その仕組みとしては、インフルエンザウィルスの増殖に必要な、ノイラミニターゼという酵素を阻害することによります。
その為、既に増殖したウィルスに対しては効果がないと言えます。それでも、タミフルを服用した場合の回復時間は、服用しない場合に比べ少し早くなります。
■タミフルについて詳しく記載されています
インフルエンザの薬と言えば「タミフル」です