中古車選びでは価格をしっかり見極めることが重要です。当たり前だと思うかもしれませんが、最近の傾向として本体価格だけしか表示していない店舗が多いのです。実際は本体価格に加え手数料、整備費用、税金などがかかるので支払い総額は本体価格より高くなります。また、本体価格を安くすることで集客して、その分諸経費をかなり取る店もあります。
本体価格だけでなく、支払い総額がいくらになるか確認することが大切です。中古車を安く買いたいなら色選びも重要となります。人気のボディカラーは需要が高いため、相場より値段が高くなる傾向にあります。一般的に日本では白や黒などのモノトーンカラーが人気です。
またシルバー系も人気です。つまり、これらのボディカラーを避ければ、安い中古車を購入できる可能性が高くなります。ただし、白や黒が全ての車種で人気というわけでもありません。事前にお目当ての車の人気色を調べておけば、中古車選びに役立ちます。
中古車を選ぶ時のポイントの一つが走行距離です。基本的に走行距離が長ければ長いほど、価格は安くなります。走行距離が5万kmを超えて来ると、価格に大きく反映されてきます。走行距離が5万kmを超える車でも点検・整備がきっちり行われていれば、問題なく使用できます。
最近は少なくなりましたが、走行距離メーターを巻き戻して販売する悪質な業者も稀に存在します。年式が古い割りに走行距離が少なすぎるなど、違和感がある場合はお店の人に車検証を見せてもらいましょう。